乗鞍岳のアクセス・登山ルートの事は~乗鞍岳.com~

乗鞍岳登山へ初めて行かれる方、登山初心者の方に、安全・快適に登って頂くための情報を掲載しています。乗鞍岳登山に行く前の注意事項、計画の立て方から準備まで、登山ルート、服装・装備、アクセス、畳平について、周辺の宿泊情報について主に掲載しています。私が登ったエピソードや思い出も掲載していますので、乗鞍岳登山に行く際には是非ともこのブログをご覧下さい。

乗鞍岳では高山病に注意しましょう

 

 

乗鞍岳に行かれる方は、高山病に注意して下さい。

 

高山病とは、標高が高くなるにつれて、気圧が下がったり、酸素量が減ることによって起こる障害です。

 

症状は、頭痛・気分不良(吐き気)・動悸・息切れ・むくみ・睡眠障害等、様々な障害がでます。

 

最悪の場合は、死に繋がる事もあるので注意して下さい。

 

高山病は、標高2400メートル以上の山で起こりやすいと言われています。

 

乗鞍岳畳平で、すでに標高は2702メートルあります。

 

シャトルバスで一気に標高が上がりますので、注意する必要があります。

 

人によっては、畳平に上がっただけで、高山病の症状が出るかもしれないので注意して下さい。

 

高山病になるのを防ぐには、畳平に着いたらいきなり登山を始めるのではなく、ちょっと畳平にいて、高度に体を慣らしてから歩き出すのも、高山病の予防になります。

 

今まで、高山病の症状が出た事がない方でも、その日の体調によって、高山病の症状がでる可能性があります。

 

特に、寝不足や疲れている場合には、高山病にかかりやすくなります。

 

乗鞍岳に行く前には、しっかりと体調を整えて登る様にして下さい。

 

また、高山病の症状が出たら、まずは高度を上げないようにして、様子を見ます。

 

登山を続けるのでは無く、一度休憩をします。

 

大丈夫の様なら、また歩いて行きます。

 

また、症状がドンドン酷くなる場合は、下山して高度を下げてください。

 

高山病の特効薬は高度を下げる事が一番有効です。

 

急に症状が出て、酷くなる時にはヘリコプターでの救助も必要になってきます。

 

高山病で怖いのは、肺水腫や脳症になると命の危険を伴うことです。

 

症状が出れば、無理をしないで下さい。

 

比較的簡単に登れる乗鞍岳ですが、基本的には3000メートル級の山になります。

 

あまく見ないで、気をつけて登山を楽しんで下さい。