乗鞍岳登山、観光に行かれる際の服装・装備の例を案内しています。登山初心者の方にもわかり易いように、説明をしています。
「初めて乗鞍岳登山に行くけど靴はどんなのがいいの?」
「乗鞍岳へ登る時に最適な服は?」
「乗鞍岳登山に行くけど、何を持っていけばいいの?」の様な事が、ホームページをご覧になると一発で解決できます。
サイドバーの、「合わせて読みたい乗鞍岳登山に役立つ情報」の服装についてのカテゴリーでは、行かれる時期ごとの服装について案内しています。そちらもご覧下さい。
- 靴について
靴についてですが、ハイカットもしくはミドルカットのトレキングシューズをお薦めします。
特に険しい道や、難しい岩場は無いので、ローカットのトレッキングシューズや運動靴でも登れますが、ハイカット・ミドルカットのトレッキングシューズの方が安心です。 なぜ、ミドルカット・ハイカットのトレッキングシューズがいいのか?
理由は、捻挫防止の為にくるぶしまで保護されている靴の方がいいからです。
途中で怪我をしたら大変ですからね.。
それと登山靴の場合、ソール(靴底)がしっかりしているので滑りにくかったり、歩きやすいなど利点が多いです。
mont-bellの商品を例に、どのような靴が良いか紹介します。
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ミドルカットのトレッキングシューズなら
ミドルカットのトレッキングシューズです。GORE-TEX内蔵で防水性も確保できます。
もし今後、山小屋利用での登山を等をしていくなら次のシューズをお薦めします。
- 服装について
まずは、登山時の服装の説明の前に、標高と気温の話をします。
気温は、標高が100メートル上がると約0.6℃下がると一般的に言われます。
乗鞍岳の標高が3026メートルですので、平地に比べると約18℃気温が下がります。
この数字は、条件によって変わります。
そうなると、平地では30℃の暑い中でも、乗鞍岳の頂上は12℃と言うことになります。
気温12℃となると、半袖では寒くて耐える事ができません・・・
それと、風が吹けば体感気温はもっと下がります。
風速1メートルで体感気温は約1℃下がると言われます。
上記の観点から、真夏でも長袖のシャツ(襟付きの前開きのシャツがお薦め)を必ず持って行って下さい。
それと風除けの為にヤッケ(ウインドブレーカー)も忘れずに持参してください。
9月以降は、フリースも持参してください。
9月の中旬を過ぎると、雪が降る可能性も否定できません。
紅葉を見に行く際には、フリースを忘れないようにしてください。
10月に入ると、気温によっては厚手のアウタージャケット(ダウンジャケット等)が必要です。
あと、気温の案内を致します。
7月~8月の乗鞍岳畳平での平均気温は約12℃くらいです。
ご来光バスで早朝に乗鞍岳畳平に行くなら、気温は約5℃~8℃くらいです。
ご来光バスにのるなら、ヤッケと長袖は必需品です。
フリースの持参もした方がいいかもしれません。
9月になると、早朝では場合によっては氷点下になる場合もあります。
日中の平均気温は、約8℃前後になると思われます。
ズボンに関しては、山登り用のトレッキングズボンがベストです。
ストレッチのある、動きやすいズボンで登って下さい。
個人的には、長ズボンの使用をお薦めします。
短パンは、楽に見えますが転倒した時に、擦り剥いたりする確率があがるので止めた方がいいです。
どうしても短パンを使用する場合は、ハイソックス・トレッキングタイツを履いた方がいいです。
ジーパンで登るのは、止めましょう。
女性の方は、山スカートを使われる方もいると思います。その際は、トレッキングタイツも併用してください。
山登りのファッションは、急激に変化しています。
私が山登りを始めた頃より、ファッション化が進み、若い女性の方も楽しめる様になってきています。
それと、山登りの服装は重ね着が基本になります。
真夏の服装の例ですが、東京出発時に半袖のTシャツを着ていく。
乗鞍高原に到着。シャトルバスに乗り換えて乗鞍岳畳平に到着。
寒くて、長袖のシャツを着る。 歩き出すと、暑くなってきたから長袖のシャツを脱いで歩く。
肩の小屋に到着。止まると寒くなってきたので、また長袖のシャツを着用。
再び歩き出す。 乗鞍岳頂上に到着。風が出てきて寒いので、ヤッケを着る。
という感じです。
あと、服の素材ですが登山ショップで売っている速乾タイプの素材がいいです。
汗をかいて、シャツが濡れると止まった時に非常に寒く感じます。
体が冷えると、体力が一気に奪われて行きます。
速乾タイプのTシャツとかでしたら、汗をかいても服が汗で濡れる事は少ないのでお薦めです。
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- Tシャツについて
紫外線もカットしますので、日焼け等の対策にもなります。 汗をかいても、すぐに乾燥します。 秋には、長袖のTシャツをお薦めします。ショップに行くと沢山の種類がありますよ。
- 長袖のシャツ(山シャツ)
- フリース
- ウインドブレーカー
-
トレッキングパンツ
- 靴下
厚手の靴下で、速乾性の生地の物がお薦め
- リュックサック
小型の20リットル位の大きさがお薦めです。
日帰りですので、大きなリュックサックは必要ありません。
登山用のウエストベルトの付いているリュックサックを使用した方が楽です。
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- その他の装備
水筒、帽子、タオルを持って行って下さい。
登山地図も持って行く事をお薦めします。
あと、ストックがあると楽に登れます。
水筒は、1リットル位の水筒がベスト。
水筒には、水か麦茶を入れる方がいい。
スポーツドリンクの方がいいのでは?と思いますが、水筒には水がいいのです。
何故か?飲む以外の利用が出来るからです。
帽子は、夏場はキャップタイプより、ハットタイプがお薦めします。
全体にツバがあるので、首や耳の日焼け防止にもなります。
また9月中旬・10月には、ウールの帽子が必要です。
頂上で止まった時の寒さは想像以上の物があります。
タオルは、速乾性の生地のタオルがお薦めです。
初夏、天候の悪い時、秋には、手袋も必ず持って行きましょう。
天候が悪いときには、雨具(レインウェア)を忘れずに。
セパレートタイプの物で、透湿性素材の物(ゴアテックス等)が必要です。
- レインウエア
mont-bellの商品を例に、どのようなレインウエアが良いか紹介します。